旧優生保護法により、「不良な子孫の出生を防止する」として、
国が特定の病気や障害のある人に不妊手術を強制していた問題は
現在、超党派の議員連盟により救済法案が検討されているようです。
この問題に自分たちも向き合おうと、聴覚障害者を親に持つ子ども(コーダ)たちが取り組み始めたそうです。
【毎日新聞:聴覚障害者の子、悩み共有 「不良」の偏見が父母苦しめ】
https://mainichi.jp/articles/20190128/k00/00m/040/257000c
(記事から一部引用)
「私たちって『不良な子孫』なの?」――。
旧優生保護法(1948~96年)がある時代に生まれ、親が聴覚障害を持つ人たちが、複雑な思いを胸に同法に向き合おうとしている。
「不良な子孫を残さない」という優生思想に基づき親が不妊手術を受けていれば、自分たちは生まれなかった。同時に、障害者が子を持つことのきれい事でない大変さも知っている。
同法や時代背景について学ぼうと、2月16日に東京都内で勉強会を開く。
これから、国がこの問題にどう向き合うかが問われていますね。
毎日新聞:「聴覚障害者の子、悩み共有 「不良」の偏見が父母苦しめ」