1878年に古河太四郎が京都にて創設した日本で最初の
盲聾学校、「京都盲唖院」。
ここから、日本ではじめてのろう教育が始まりました。
その盲唖院に関する資料が、重要文化財に指定されたそうです!
京都新聞『「京都盲唖院」関係資料、重文に 国内初の公立特別支援学校』
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180314000001
(記事から一部引用)
明治時代初期に開校した国内初の公立特別支援学校「京都盲唖(もうあ)院」の関係資料が重要文化財に指定されることが、このほど決まった。近代日本の障害者教育で先駆的な役割を果たした教材や文書の数々。資料を保管する府立盲学校(京都市北区)、府立聾(ろう)学校(右京区)の教師らは「ゼロから創意工夫で取り組んだ教育内容が評価された」と喜び、資料の活用を模索し始めている。
~中略~指定されるのは、板に彫った文字に触れて形を学ぶ「木刻凸凹字」や、米国で考案された口や舌の動きで発音を学ぶ「視話法」の説明図など教材・教具類、開校や寄付に関する文書など多様な計3千点。
ろう教育の生みの親、古河太四郎の功績の再評価がさらに進みますね!
他にも聾唖や手話関係の資料といえば、全国手話研修センターの『手話総合資料室』もあります!
映像や書籍がネットで見られるので、ここもぜひ!
『手話総合資料室』
京都新聞:「京都盲唖院」関係資料、重文に 国内初の公立特別支援学校
『手話総合資料室』