Mori Naoyukiさんの記事『情報を伝えるお仕事と、品質。』が巷で話題となっています。
Mori Naoyukiさん『情報を伝えるお仕事と、品質』
https://note.mu/mori_n/n/n55edaadb5acf
(記事から一部引用※青文字)
音世の中、通訳と呼ばれる仕事がありますよね。言語間音声通訳はメジャーですが、文字に直すお仕事もあります。今回は、要約筆記とよばれる文字通訳について、ふと考えたお話。
この記事では
1.通訳とは。
2.では、筆記通訳は?
3.通訳における大切なものとは?
に触れられ、
4.ここでふと考える。で
そうなると、こういう構図がなりたつ。
・直訳=文字をそのまま置き換える=音声認識でも可
・意訳=受け取り相手に合わせた対応=人間できめ細かい対応
もっとも、発話者が発する日本語のうち、処理される傾向にある「フィラー」1つとっても、多くの役割がある。視点で分析していたり…)
なので、それすら、うまく推しはかった通訳行為をしないと、実は等価性を確保するのは難しい、という事に気づく。
日本語を「逐次変換による要約」した場合に等価性が成り立つのか?という疑問をもつ知人もいます。
ある人は、単語すら別物に置き換えられてしまった、という通訳現場に出会ったという。この場合、これが意訳なのか?という点をしっかり考えると良い。話者が発した言葉と「同義性」がなければそれは意訳ではなく、誤訳となり、役目を果たしたとは言えないだろう。
そして、
5.どうやって品質管理をするのか?
6.通訳システムの使いどころとは
7.今後にむけて
で、通訳の品質管理、音声認識、全文が必要なひとも、要約が必要なひとも含め「文字情報が必要とされている人」にどうあるべきかという問題提起をしています。
手話通訳の世界にもICT技術が導入され始めている今、
音声認識技術もこれから要約筆記の世界に進出していくのかもしれません。
でも、「文字情報を必要としている人」がそれぞれ自分にあったものを選べる環境、状況を作っていくことが大切であり、
これからの課題になるでしょう。
Mori Naoyukiさん:情報を伝えるお仕事と、品質。