合理的配慮の例(<羽田空港>「手話フォン」国内で初設置 通訳通して会話)

毎日新聞:『<羽田空港>「手話フォン」国内で初設置 通訳通して会話』

聴覚障害者が日常生活で大きな困難を抱える一つにあげられるのが、「電話ができない」ということです。

昨日は国際障害者デーでしたが、それを象徴するできごとがありました。

日本財団が羽田空港に聴覚障害者向けの公衆電話ボックス「手話フォン」を国内で初めて設置したそうです。

 

 『毎日新聞:<羽田空港>「手話フォン」国内で初設置 通訳通して会話』

  https://mainichi.jp/articles/20171204/k00/00m/040

   /049000c

(ホームページから一部引用)

~前略~

手話フォンは羽田空港第1、第2ターミナルの出発ロビーに1台ずつ設置。ボックス内にはモニターがあり、利用者は手話通訳を務めるオペレーターを通して、相手と会話をする仕組みだ。手話フォンは事前登録不要で、午前8時~午後9時まで無料で利用できる。
 障害の有無にかかわらず通信手段を利用できることは、20年大会が掲げる「共生社会の実現」にもつながる。この日の設置式典に参加した石井啓一・国土交通相は「開幕まで1000日を切った東京五輪・パラリンピックに向け、コミュニケーションのバリアフリー化を加速させる必要がある」と語った。

~後略~

 

手話フォンの映像ニュースもありましたので紹介します。

『TBS NEWS』

 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3229526.html

 

今後、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、成田など他の国内主要空港にも手話フォンが順次導入される予定だそう。

中部国際空港にも導入されるのでしょうか。

 

聴覚障害者にとって「バリアフリー」や「電話」は縁遠いものでしたが、手話フォンなど電話リレーサービスが「コミュニケーションのバリアフリー」として、今後進みそうですね。

TBS NEWS:『羽田空港に全国初の「手話フォン」設置』の一場面から


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