和歌山市は平成28年度に「和歌山市手話言語条例」や
「和歌山市障害者差別解消推進条例」を制定しましたが、
その施策の一環として今年8月から「どこでも手話電話サ
ービス」事業を開始したそうです。
【和歌山市/どこでも手話電話サービス事業】
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/kourei_kaigo/1001098/1017327/1017328.html
この事業は、聴覚障害者がSkypeを利用し、
電話してほしい内容を市役所の手話通訳者に手話で伝え、
通訳者が代わりに電話するという方法です。
【ゲンキ和歌山市/和歌山放送ラジオ/8/17放送どこでも手話電話サービス事業】
http://genki-wakayamashi.seesaa.net/article/452742057.html
先日お知らせした名張市の遠隔手話通訳サービスは、
行政や公共施設の窓口でのやり取りをタブレットを通して
手話で対応するという、受付や手続きのやり取りを
支援するものでした。
聴覚障害者が、設置通訳者がいる市福祉課や当センターに
「自分の代わりに電話してほしい」と来られることが
よくあります。
「聞こえないので電話ができない」という聴覚障害者の
悲痛な悩みに応える自治体がじわじわと出てきていますね。
和歌山市ホームページ/
どこでも手話電話サービス事業