聴覚障害者は聞こえないから音楽を楽しめないというイメージがありますが、そんなことはありません。
聴覚障害者も音楽を楽しんだり、ダンスパフォーマーをしている方も多いのです。
今回、面白いニュースが飛び込みました。
【朝日新聞デジタル:聴覚障害者もノレるスピーカー アジア大会で最優秀賞】
音の振動を利用して音楽を楽しめるスピーカーを九州大の大学院生3人がデザインした。「聴覚障害者も体全体で音楽を感じてもらえれば」というアイデアの独自性が評価され、工業製品のデザインを競うアジア大会で最優秀賞に輝いた。
(中略)
大会の課題は「オーディオ技術」。デザインを考えるにあたって、3人はまず、すべての人が音楽を楽しめているのだろうかと話し合い、聴覚障害者に行き当たった。そして、耳で音を聴く代わりに振動で音楽が楽しめる台座型のスピーカーをデザインした。
無線通信で音楽をスピーカーに伝えるとモーターが作動し、利用者が腰掛けたときに接する面が同心円状に波打ち始める。音の強弱を波の高さ、高低を円の中心から外への広がり具合、長さを波の継続時間で表現し、触覚で音楽を感じとってもらう仕組みだ。
なかなかおもしろそうですね。
下記のリンクにこの製品を紹介した動画もありますので、ごらんください。
【朝日新聞デジタル ホームページ】
http://www.asahi.com/articles/ASK444TZ9K44TIPE013.html
「朝日新聞デジタルホームページ」聴覚障害者もノレるスピーカーの紹介記事
「朝日新聞デジタルホームページ」聴覚障害者もノレるスピーカーの紹介動画の一場面