先日、3月26日(日)に三重県社会福祉会館3Fで、聴覚障害者生活訓練事業「教養講座 盲ろう啓発講演会」を開催しました。
なお、この講演会は盲ろう通訳・介助員養成講座の実習も兼ねており、参加者は41名となりました。
盲ろう当事者であり、アメリカやスウェーデンへの海外留学の経験をもち、現在はあいち聴覚障害者センターで勤務されている小林さんを講師にお招きし、ご講演いただきました。
アメリカやスウェーデンの盲ろう者への福祉制度や支援環境や、盲ろう者に多いといわれる難聴に目の病気を伴うアッシャー症候群について、分かりやすくお話していただき、参加者からはとても好評でした。
講演会終了後は、「地域活動団体交流」を設け、盲ろう者きらりの会のみなさまと講師や一般の方々の交流を企画しました。
盲ろう者は見えない・聞こえないという障害を併せもつため、あらゆる場面で様々な支援が必要となります。
しかし、盲ろう障害を持つ人は、障害者の中でもとりわけ少数であることもあり、まだまだ理解が進んでいません。
当センターでは、今後もさらなる盲ろう者への啓発に取り組んでいきます!