NHKのBS放送番組『TOMORROW』は、東日本大震災を
体験した人々が困難をどう乗り越えてきたのか?
困難な現実を生き抜く知恵や教訓を世界に向けて発信し、
次世代に継承するための"貴重な映像記録シリーズ"です。
12/16の放映内容は、東日本大震災で障害者の死亡率が
高かったことについて、特に聴覚障害者の課題を中心に
取材した内容だそう。
(番組内容)
2015年12月16日(水)午後2時00分~
あの日、音のない世界で
<宮城県岩沼市、石巻市、気仙沼市、ほか>
東日本大震災において障害者の死亡率は健常者の
およそ2倍となり、聴覚障害者では70人を超える
犠牲者がでた。
なぜこのような事態が起きたのか?震災直後、沿岸部に
津波が押し寄せるまでの数十分の間、迫りくる津波の危
機を告げていたのは、警報・ラジオ・声などの《音》の
み。それが聴覚障害者たちに届かなかったからだ。
さらに避難所ではアナウンスが伝わらず、周囲とコ
ミュニケーションも取れず孤立した聴覚障害者たち。
番組では、手話のできるアメリカ人リポーター、ア
シュリー・ライアンが犠牲者の多かった宮城県を訪ね、
聴覚障害者と健聴者双方の証言をもとに、無音の世界で
起きた大災害の実態と有効な防災対策を検証する。
ぜひ、ごらんください。
http://www.nhk.or.jp/ashita/tomorrow/
NHKワールド/BS番組
『TOMORROW』のHP
(番組内容の紹介)
2015年12月16日(水)
午後2時00分~
『あの日、音のない世界で』